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  • 2025.7.23

【2025年最新版】リースバックとは?仕組み・メリット・注意点をわかりやすく解説

「家を売りたい。でも、今の家には住み続けたい。」

そんな願いを叶えてくれるのが、近年注目を集めている不動産の仕組み「リースバック」です。
年金だけでは将来が不安、まとまった資金が必要、でも引っ越しはしたくない…。
特に老後を迎えた方や、住宅ローン返済に悩む方にとって、資金調達と住環境の維持を両立できる方法として関心が高まっています。

しかし、リースバックにはメリットだけでなく注意すべき点もあります。
「本当に自分に向いているのか?」「損しない方法はあるのか?」「どの業者を選ぶべきか?」
こうした疑問を持ったまま契約を進めてしまうと、後悔につながるケースも少なくありません。

このコラムでは、「リースバックとは何か?」という基本から、具体的な仕組み、メリット・デメリット、注意点まで、わかりやすく丁寧に解説します。
リースバックの活用を検討している方が、安心して一歩を踏み出せるよう、実際の流れや活用事例、相談前に知っておくべきポイントも詳しくご紹介しています。

あなたの住まいと人生を守るための、新しい選択肢として。
ぜひ最後までご覧いただき、納得のいく判断をしていただければ幸いです。

1. リースバックとは?その定義と仕組み

「リースバック」とは、自宅を売却(Sell)したうえでそのまま賃貸(Lease)契約を結び、住み続ける仕組みのことです。セール&リースバックとも呼ばれ、売却直後に現金化し、従来通りそこに暮らせることが最大のポイントです。

売却後に家賃を払いながら住み続けることで、引越しの手間もなく、慣れ親しんだ住環境や近隣関係が変わらないメリットがあります。

2. リースバックが選ばれる3つの理由

2-1. 即時にまとまった資金が手元に

業者が一括で現金購入することが多く、数ヵ月かかる通常の売却より早期の資金調達が可能です。

2-2. 慣れた自宅に住み続けられる

引越し不要・近隣への売却バレ対策にも。生活環境を変えずに売却ができるのは大きな魅力です。

2-3. 維持管理コストが軽減

固定資産税・修繕費などの管理費用は貸主負担に。災害リスクも軽減されます。

3. リースバックのデメリット・注意点

3-1. 売却額は市場価格より安く設定されがち

買い手が利回りを重視するため、マーケット価格より低いことが多いです。

3-2. 毎月の家賃負担が発生

家賃額によっては経済面のプレッシャーに。売却価格と家賃のバランスが重要です。

3-3. 契約更新できないリスク

多くは「定期借家契約」。契約満了後に再契約できなければ退去が必要となります。

3-4. 業者倒産リスク

売却先業者の倒産により、新オーナーと再契約できず退去を迫られるケースもあります。

4. リースバック VS 他の資金調達方法

手段概要特長注意点
リースバック売却+賃貸即現金化+住み続け可能売却価格低下、家賃負担
不動産担保ローン抵当設定で融資所有権維持金利負担・返済期間あり
リバースモーゲージシニア向け融資高齢者が住み続け資金確保死後返済・担保処分は不可
借り換え金利低減目的長期低返済急な資金需要には向かない

各手段の特徴を整理し、自身の状況に合わせて最適な資金調達を選ぶことが重要です。

5. リースバックを開始するまでの流れ

5-1. 資料請求・問い合わせ

無料相談で市場価格・家賃相場を確認

5-2. 現地査定

築年・立地・状態を業者が調査

売却額・家賃・契約更新・買い戻しオプションなどをすり合わせ

5-3. 契約締結

売買契約と同時に賃貸契約(普通/定期借家)

売却代金の支払い、登記の移転完了後も居住継続

5-4. 住み続けながら支払い開始

家賃支払いと生活継続

6. ライフステージ別 明確な活用法

6-1. 老後の生活資金として

年金だけでは不安、医療費・介護費の備えに適した手段

6-2. 住宅ローン残債の整理

売却資金で完済し、家賃へ切り替えることで月々の負担を調整できる

6-3. 住み替え準備期間の資金調達

次の住まいが決まるまで現住居に住みながら現金を確保

6-4. 相続・事業資金・教育資金など急な出費

まとまった資金+住処そのままという即応力

7. トラブル回避の7つのチェックリスト

1) 家賃・売却価格の妥当性を複数社で比較
2) 契約形態を明確に確認(普通 or 定期借家)
3) 契約期間・更新条件・家賃改定のルール
4) 買い戻し特約・第三者への再売却条件の有無
5) リースバック業者の財務健全性・信頼性を調査
6) ローン残債や税金の精算計画を明確に
7) 他の調達手段(ローン・リバースモーゲージ)と比較検討

売却・家賃・契約内容・業者信頼性を全方位から確認し、安心して契約できるようにしましょう。

8. まずは無料相談から始めましょう

リースバックは「ただ売る」ではなく、「住みながら売る」資金調達手段。老後、教育費、ローン返済など目的に応じて使い分けができます。

まずは信頼できる不動産会社へ無料相談を。あなたの状況に合った売却価格や家賃シミュレーション、トラブル回避策をご提案します。

9. まとめ

・リースバックは、「売って、住み続ける」ことで資金も生活も守れるスキーム
・「即時の資金調達」「住環境維持」「コスト軽減」が大きなメリット
・ただし、売却価格の低下・家賃負担・契約更新リスクといったデメリットもあるため、慎重な契約内容の確認が不可欠
・無料相談を通じて、複数社比較や契約条件チェックを行い、最適な選択をしましょう

気になる方はぜひ当社の無料相談をご利用ください。豊富な専門知識を持った担当スタッフが、あなたに合ったプランを一緒に考えさせていただきます!